暗号資産の空売り(ショート)とは?やり方とメリット・デメリットを解説

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暗号資産には空売り(ショート)と呼ばれる取引方法があります。先に売り注文をしてから、下がったときに買いを入れる方法です。取引に慣れていない人にはピンとこないかもしれませんが、この手法を身につければ、暗号資産が上昇しているときだけではなく、下落しているときにも利益を出すことが可能になります。

取引の幅が広がりますので、是非中級者以上の方にマスターしてほしいやり方です。

本記事では、暗号資産のショートのやり方とメリット・デメリットを解説していますので、ぜひ最後までお付き合いください。最後まで読めば、ショートの注意点や、利益を出す方法を学べます。

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目次

暗号資産の空売り(ショート)とは?

暗号資産の取引にはロングとショートと呼ばれる取引があります。ロングは通常の取引で、暗号資産を買い、、上がったときに売ります。反対にショートは先に売り注文を出して下がったときに買いを入れます。具体的には下記の通りです。

暗号資産のロング

100円のビットコインを100BTC購入(10,000円分)⇒ビットコインが150円になったときにすべて売却(15,000円)⇒上昇した分の5,000円が利益。

暗号資産のショート

100円のビットコインを100BTC空売り(10,000円分)⇒ビットコインが50円になったときに100BTC買いを入れる(5,000円)⇒下落した分の5,000円が利益。

※ビットコインは仮の金額です。実際の金額は1,000万円を超えています。

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ロングとショートを使い分けることで上昇相場でも下落相場でも利益を出すことが可能になります。

ロングの場合は下落したときに損になりますが、ショートの場合は暗号資産が上昇していると損になります。ロングの場合と反対に、ショートは大幅に上昇すれば大きく損が出る可能性がありますので、特徴を十分に理解する必要があります。初心者のうちはショートには手を出さない方がいいでしょう。

暗号資産の空売り(ショート)のやり方

暗号資産の空売りを行うには、以下の手順で進めます。

  • 空売り対応の取引所に口座を開設
  • 証拠金口座に資金を入金
  • 空売りしたい通貨ペアを選択
  • 「売り(ショート)」ポジションを持つ
  • 価格が下がったら「買い戻し」

1. 空売り対応の取引所に口座を開設

ビットフライヤー、ビットバンク、GMOコイン等の暗号資産取引所でで口座開設をします。

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初めての方は国内の暗号資産取引所がいいでしょう。

2. 証拠金口座に資金を入金

取引所に暗号資産または法定通貨を証拠金として預けます。

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取引所に日本円などの通貨を入金します。

3. 空売りしたい通貨ペアを選択

例:BTC/USDT、ETH/JPYなど

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国内の暗号資産取引所であればJPYでの取引になります。

4. 「売り(ショート)」ポジションを持つ

レバレッジ倍率(例:2倍、5倍、10倍など)を選び、ショートポジションを建てます。

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売り注文出してポジションを持ちます。

5. 価格が下がったら「買い戻し」

利益が出たタイミングでポジションをクローズして利益確定します。

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価格が下がり、利益が出たタイミングで買い戻しをします。

これで利益確定です。

暗号資産の空売り(ショート)のメリット

ショートのメリットはなんと言っても下落相場で利益が出せることです。暗号資産は上昇相場でも必ずどこかのタイミングで下落します。そのまま下落するかまた上がり続けるかは分かりませんが、上がっても下がっても勝負ができるというのは最大の強みでしょう。

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自分で相場が読めるようになれば、短期でショートを狙ってある程度稼いですぐ逃げるというやり方はとても有効です。板取引では自分のタイミングで売買が成立しないことも多いので、リスクヘッジは十分に行いましょう。

⇒板取引とは

※暗号資産取引所の取引方法は販売所と取引所の2種類があります。取引所での取引を板取引と言います。

暗号資産の空売り(ショート)のデメリット

ショートのデメリットはあまりにも上昇が続いた場合に強制決済されてしまうことです。自分の意思ではなく損が確定してしまうのはデメリットと言えるでしょう通常は追証が発生し、払えなければ強制決済という流れになります。

また、ショートポジションを維持するために手数料がかかるため、長期にわたってポジションを取るのはオススメできません。価格が急変動する可能性もありますので、なるべく相場から目を離さない方がいいでしょう。

ただし暗号資産は上がるか下がるか分からないのでロングとショートのどちらがリスクがあるかは判断できません。暗号資産取引自体にリスクがありますので、まずは暗号資産のリスクを知ることが重要です。

⇒暗号資産のデメリット

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初心者のうちは取引に慣れることが重要なので、ショートに手を出すのはやめておいた方がいいでしょう。

暗号資産の空売り(ショート)ができる主な国内取引所

暗号資産の空売りができる取引所は2025年10月現在国内では限られた取引所でしか採用されていません。ここでは主な取引所を3社紹介します。

ショートができる国内暗号資産取引所3社の特徴

取引所特徴
ビットフライヤー国内最大手の一つなので安心して取引が可能です。
セキュリティ面も強いので初心者にもお勧めです。
ビットバンク販売所で取り扱っている全ての通貨が板取引可能です。
板取引できる銘柄も多いので中級者以上の方にもオススメです。
GMOコインレバレッジ取引が可能なため、利用資産を超えた取引が可能です。
また暗号資産FXも行っているため、取引に慣れた中級者以上の方にオススメです。

ビットフライヤー

名称ビットフライヤー
取扱銘柄販売所37種類・取引所7種類
手数料(BTC/JPY) :販売所 スプレッド
(BTC/JPY) :取引所 約定数量 × 0.01 ~ 0.15%(単位: BTC)
最小取引単位(BTC/JPY) : 販売所 0.00000001BTC
(BTC/JPY) : 取引所 0.001BTC
公式サイトhttps://coincheck.com/ja/

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ビットバンク

名称ビットバンク
取扱銘柄販売所44種類・取引所44種類
手数料(BTC/JPY) :販売所 スプレッド
(BTC/JPY) :取引所 Maker -0.02% Taker 0.12%
最小取引単位(BTC/JPY) :販売所 0.00000001 BTC
(BTC/JPY) :取引所 0.0001 BTC
公式サイトhttps://bitbank.cc/

GMOコイン

名称GMOコイン
取扱銘柄販売所・取引所22種類
手数料(BTC/JPY) :販売所 スプレッド
(BTC/JPY) :取引所 Maker:-0.01% Taker:0.05%
最小取引単位(BTC/JPY) :販売所 0.00001 BTC
(BTC/JPY) :取引所 0.0001 BTC
公式サイトhttps://coin.z.com/jp/

GMOコインはレバレッジ取引や暗号資産FXが利用できるため、中級者以上の方におススメです。GMOコインには以下から簡単に口座開設できます。↓

取引所3社の手数料の比較

スクロールできます
取引所手数料 最小取引単位
ビットフライヤー(BTC/JPY) :販売所 スプレッド
(BTC/JPY) :取引所 約定数量 × 0.01 ~ 0.15%(単位: BTC)
(BTC/JPY) : 販売所 0.00000001BTC
(BTC/JPY) : 取引所 0.001BTC
ビットバンク(BTC/JPY) :販売所 スプレッド
(BTC/JPY) :取引所 Maker -0.02% Taker 0.12%
(BTC/JPY) :販売所 0.00000001 BTC
(BTC/JPY) :取引所 0.0001 BTC
GMOコイン(BTC/JPY) :販売所 スプレッド0.1〜5.0% 
(BTC/JPY) :取引所 Maker:-0.01% Taker:0.05%
(BTC/JPY) :販売所 0.00001 BTC
(BTC/JPY) :取引所 0.0001 BTC

まとめ

暗号資産のショートは中級者以上の方にオススメです。ロングとショートを使い分けることで上昇相場でも下落相場でも利益を出すことが可能になります。チャレンジする前に以下の注意点を確認してください。

  • レバレッジをかけるとリスクが数倍に膨れ上がるので、自身のリスク許容度を理解してレバレッジをかけ過ぎないように注意しましょう。
  • ショートの場合も上昇相場に入ると損が出てしまいます。ご自身の判断で損切りをする判断をしてください。
  • ショートは損失が大きくなると強制決済されますので、ショートの特徴を十分にご理解ください。

暗号資産はずっと上昇し続けるわけでも、ずっと下落し続けるわけでもありません。上昇と下落を繰り返し、価格が変動します。長期的な投資として考えるとビットコインの長期ホールドが最もオススメです。

暗号資産トレードに興味のある中級者以上の方はショートも取り入れてみるというのも取引の幅が広がって良いと思います。ショートを行う場合はデメリットを十分に理解した上で取引しましょう。

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この記事を書いた人

2017年に初めて暗号資産を購入し、1年後に購入した金額の約20倍に高騰したことで、暗号資産の可能性を感じた。現在は日々、暗号資産の動向を研究している。元社会保険労務士。暗号資産投資歴7年以上。株式投資歴10年以上。

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